|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 人 : [ひと] 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
アルミニウス(ラテン語:Arminius, 紀元前16年 - 21年)は、帝政ローマ初期のゲルマン系の族長である。トイトブルク森の戦いやゲルマニクスとの戦いに於いて、ゲルマン諸部族のリーダー(ゲルマン全部族の統一には失敗したが)として戦い、ローマによるゲルマニア征服を阻止した。アルミニウスによるこれらの働きは古代ゲルマン部族、ローマ帝国の歴史に留まらず、後世ヨーロッパにも大きな影響を与えた。 == 生涯 == === ローマでの前半生 === アルミニウスは紀元前16年にネロ・クラウディウス・ドルスス(大ドルスス)らによるゲルマニア遠征時のケルスキ族長であったセギメルス(Segimerus)の息子として生まれた。紀元4年のティベリウス(後にローマ皇帝)のパンノニア遠征によってケルスキ族はローマに屈したため、アルミニウスはローマ軍の下で兵役経験を重ねることとなったが、ゲルマニアへと戻るまでに、ローマ軍の指揮官クラスでないと与えられないローマ市民権を得た上、エクィテス(騎士階級)への異例の昇格を果たした。なお、これらの昇進は皇帝(アウグストゥス)による承認が必要であり、この事実はアルミニウスの優秀さを裏付ける一つの証左と言える。 紀元7年にアルミニウスはケルスキ族の本拠があったゲルマニア北部へ戻った。大ドルススやティベリウスらのゲルマニア遠征でローマ占領下となったライン川東部はローマの支配体制が形成されつつあり、アウグストゥスがゲルマニア総督として任命したプブリウス・クィンクティリウス・ウァルス(en)が担当として駐屯していた。ウァルスはアルミニウスに一定の信頼を置いていたとされるが、アルミニウスはゲルマニアがローマの属州となるのを阻止するため、ゲルマンの部族への工作を始めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルミニウス (ゲルマン人)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|